幻の道が現れるかもしれないという無人島、安室島

沖縄には離島があり、人が住んでいる島もあれば無人島として誰も住んでいない島まであります。そして、あまり知られていないのが安室島という無人島です。無人島の中でもあんまり人がこない島らしく、静かに過ごせる島だそうです。

なぜ人がこないかというと、少し海に入って進むと、すぐに深い海が広がっているからだそうです。また、島にビーチはありますが、そこに行くまでが遠いらしいです。かなり広いビーチですが、あんまり人がいないので混雑する事はないかと思います。

そして、安室島には神秘的な現象が起こります。それが、幻の道です。年に数回の潮が思いっきり引く時に、その道は現れるそうです。砂浜でできた白い道で、まるでミルキーウェイみたいです。すぅっと一本道で安室島まで伸びる道は、まるで島まで案内してくれてるみたいです。

ただし、この道は歩いてはいけない道だそうです。なぜなら、道ができている時間はあんまり長くないからです。潮が満ちてくると、もともと海の部分なので流れが早く、浅瀬でも歩くのが大変になります。道はあるのに歩いてはいけないから、幻の道なのです。安室島に行くならば、船で行くらしいです。安室島の周辺には、珊瑚がたくさん生息しています。海の色は濃い青らしく、珊瑚と青が美しい海が広がっています。

沖縄には神が住んでいる島もあり、安室島も昔は神が住んでいたのかもしれません。そう思うと、幻の道は進みたいけど進めないという人間の欲望を抑えれるかというのを試しているように思えます。